2013年5月5日日曜日



男の趣味―手打ち蕎麦に魅せられて

町田地区南分区長  松沢 明治
 
手打ち蕎麦を始めたのは今から16年前、ひょんなことからある有名な蕎麦屋さんの若女将から5㎏程のそば粉をいただいたことがきっかけでした。

最初は何の知識も技能もないまま、こんなものだろうと打ってはみたものの、茹で上がったものは香りはすれども形にならず、スプーンで掬わねばならぬような惨めな代物でした。

そんな時NHK教育テレビの「男の趣味ゆうゆう」という番組があり、ある会社社長が蕎麦打ちに凝り段々と腕を上げ、個人的趣味からやがて社員たちに振る舞うまでになったという内容でした。一カ月に亘るシリーズで、手順を記すと、粉合わせ~フルイかけ~水まわし~こね~くくり~へそだし~のし~つのだし~たたみ~切る~茹でる~食べるとなります。

この行程のすべてを食い入るように見て、早速本屋さんに跳んで行きテキストを購入。テキストを読みテレビを見ては実践―を繰り返しました。

腕を上げるに従い、蕎麦打ち専用の小屋を建て、木鉢、麺棒、まな板、包丁こま板、ふるい、蕎麦ちょこ等をカッパ橋道具街まで出かけて買い揃えました。

そば粉も情報を集めては北海道から九州までいろいろなものを取り寄せ、毎週2~3回のペースで打っていました。
 
大晦日には前々日から準備に取り掛かり、80~100人分を朝7時から打ち始め、順次家族が配達したり、取りに来ていただいたりして午後5時くらいまで立ちっぱなしでやっていたものです。

特筆すべきは、2005年チェコの首都プラハ市から市議会議長はじめ要人20数名が愛知万博の帰路町田市に立ち寄ったおり、市からの要請で手打ち蕎麦でおもてなしをしたことです。これはさらに発展し翌年9月には返礼として、総勢25~6名からなるチェコ友好訪問団(町田フィルハーモニー楽団、茶道、蕎麦打ち)が編成され、仲間二人と参加し、7泊9日で友好親善を深めることになりました。

手打ち蕎麦の格言として<のし切り3年 茹で10年 練りは一生>とありますが、練りの出来不出来により蕎麦の旨味が左右されます。

最近は多少の体力的衰えと地元へのボランティア等で以前ほど打っておりませんが、保護司仲間とは時々蕎麦パーティーと称して酒を酌み交わし楽しんでいます。水のある所ならば、どこにでも蕎麦打ちの出張サービスいたしますよ(笑)

2013年4月5日金曜日

       

会長を2年経験した感想

府中地区保護司会会長 中込健二郎

 東京新宿から京王線電車に乗ると20分で府中駅に着きます。人口25万人の市で、保護司会は独立して18年になり、会員数は現在58人です。前任の会長と副会長がそろって退任した後で会長をお引き受けしたために、当初は会務の運営に戸惑いを感じましたが、会員のご協力、保護観察所、市役所、警察署などの関係機関のご指導・ご援助をいただき、特に教育関係者及び福祉関係者との円滑な連携によって、おおむねその任務を全うできたのではないかと皆さまに感謝しています。

 この二年の間に3人の先輩が退任しましたが、保護司候補者推薦委員会も定期的に開催され、13人の新任保護司を迎えることができました。全国平均から見ると、平均年齢はやや若く、女性比がやや高くなっています。商工業の事業者、教育者、公務員、主婦など経歴は様ざまですが、PTA役員、補導員、児童委員、民生委員など関係領域の経験者がほとんどです。対象者の抱える問題はさまざまであり、対応する保護司には多彩な人材が求められ、その持ち味を生かした処遇ができる体制作りが一つの課題かもしれません。

 昨年から市役所の中に準備された面接室(現在は休庁日に限定)は、問題別指導やグループ指導あるいは保護司の連絡調整や研鎖の場として将来の発展の礎石になるものと期待しています。

 昨年の「社会を明るくする運動」では街頭活動に大勢の中学生が参加し、また推進大会には三つの中学のコーラス部がアトラクションを引き受けてくれました。若者を運動の対象者ではなくて共同の参加者とする意義は大きいと感じました。

 また、昨年の研修会では、福島市にある更生保護自立支援センターを訪ねましたが、身寄りのない刑余者を引き受けることに対する近隣住民の強い拒否についても、保護司として、市民としてそして人として深く考えさせられました。

 社会を明るくしようという更生保護活動の前進と府中保護司会が会員の研鎌と相互協力によって市民からー層頼りがいのある会となることを願っています。これからも変らぬご支援ご協力をお願いいたします。ありがとうございました。

2013年2月6日水曜日


ガーデニングに夢中

八王子地区保護司会  加藤 克明
 
 私の趣味は、主にガーデニングです。そもそもきっかけは農家に生まれたことで、小さいころから土いじりが好きでした。
 今では色々な野菜を作って楽しんでいますが、いつも思うことは自分で納得できる野菜がなかなかできないことです。同じ野菜を毎年作るのですが、同じようにできることは無く(その年の天候状態にもよりますが)、いつもチャレンジ精神を忘れずに作り続けています。
 今年の冬のように野菜が高値のとき、我が家の家庭では助かっています。道を通る方から、「野菜を売っていただけないんですか」と声をかけられることも時々あります。
 野菜作りの他に、草花の栽培をしています。8月下旬にパンジーやビオラの種をまき、2度の植え替え(ビニールポット)をして、鉢植えにしたり庭に植えたりしています。春にはチューリップや水仙等の花が次々と咲き、道を通る人が楽しんでくれています。私が花の世話をしていると「いつも綺麗にしているね」「花がない時は無いね」「此処を通るのが楽しみだよ」「種から育てたの?どうやって育てたらいいの?」等話しかけてくれ、話は尽きません。
 とは言っても、8月下旬の種まきは失敗も多く、予定していた本数の苗ができないこともあるので、心配しながら世話をしています。
 種まきから2・3ヵ月がたち、花が咲くと(種類によって咲く時期が違いますが)、来年はどの花に挑戦しようか、とカタログを見ながら次のことを考えている私です。野菜や草花作りも、いつも挑戦者として、これからも人生を楽しんで行きたいと思います。

2012年12月26日水曜日

              ゴルフ・ピンポンで親睦交流
日野・多摩・稲城地区保護司会

 日野・多摩・稲城地区保護司会は、名称どおり3市で構成されています。分区の活動は分区の各々の自主性を発揮しながら、また地区としては3分区が一体となり様々な活動を行っています。保護司・保護司会としての本来業務をよりスムーズに行うには、お互いの人間関係が大切なことは言うまでもありません。当地区では、その役割を果たすべく2つの同好会(ゴルフと卓球)が活躍しています。


■ゴルフ同好会

 周辺には多くのゴルフ場があり環境的には大変恵まれています。年に2回程度概ね春と秋に3~4組で行っています。この時ばかりは、ご家族にも声を掛け、日頃面接等で理解・協力頂いている夫・妻と一緒にプレーを楽しんでいます。


 ■卓球同好会     世話役:馬場三栄子

 「わーすごい 入った」「あ 残念」「よーしいくよ 愛ちゃん流サーブ」「あ 空振り」「ドンマイ ドンマイ」 大きな声、大きな笑い、ピンポン ピンポン 黄色い玉が卓球台で踊っています。
 ここは、当地区更生保護サポートセンター百草台の会議室。真ん中に卓球台1台。毎回6人から8人の男女が集う卓球道場です。まずラジオ体操で身体をほぐし、ラリーの練習から始まり、シングル・ダブルスでの練習試合。みんな真剣。気楽にと思いつつ勝負に挑み、笑いこける。まさしくこの道場は青春です。ちなみに講師はおりません。終わった後、お菓子を食べながらの雑談。これも又楽しいひと時です。
  卓球は気楽に出来る楽しいスポーツです。他地区保護司会の皆さんも、ぜひぜひ遊びに来てください。

         開催日       :毎月第2・第4土曜日 午前9時30分から正午まで
         開催場所    :当地区更生保護サポートセンター百草台会議室
         スローガン   :健康維持及び親睦を目的に人生を楽しむ
         参加対象者 :保護司・保護司家族・保護司OB・更生保護女性会関係者・
                            保護観察対象者・地域住民・その他



2012年11月25日日曜日

              東京都保護司会連合会 更生保護研修の旅
                                              ~北京4日間

北多摩東地区  小林 悦子

8月23日から26日まで、宮川憲一団長(東保連会長)篠原勝一副団長(中央区会長・日中人材交流研修協会理事長)のもと、保護司19名、その他2名参加の研修の旅である。

中華全国青年連合会維護青少年権益部を表敬訪問。党の関係部門と連携し、青少年違法犯罪を予防するプロジェクトや、未成年の保護などの様々な活動を展開している。

海淀区叡博社会工作事務所は、司法更生社会サービスを積極的に展開。「北京市コミュニティ受刑者社会処遇状況等の研究」その他政府から委託された課題を完成。また、「脱学、失業、後見人なし」の「三失」青少年の生活のステータスを向上させた。管理下のサービスセンター「虹の家」も併せて見学した。

初日の歓迎夕食会は、人民大会堂の豪華な会場で行われた。宿泊は釣魚台国賓館。広大な敷地の中に点在する中国建築の18棟の一つで、他国の大統領が今年は2回泊まった由。

尖閣諸島絡みのトラブルも懸念されたが、中国政府筋の団体が現地手配の一切を担い、親日の大学教授をはじめ多くの方々のご配慮のもと、普通の旅行では体験し得ない素晴らしい心に残る旅となった。30年来、日中交流活動を続けてこられた篠原勝一氏の持つ広い人脈のお陰と心から感謝申し上げたい。

それにしても、10年前の北京は人民服一色で、自転車部隊が街中を埋め尽くしていた。なんという変貌ぶりか!日中国交正常化40周年の節目の年に悪化する両国の関係が修復され、親しい隣人となるのを望んでやまない。

2012年10月19日金曜日


日本酒を造っていない県

北多摩西地区保護司会

国立分区 堀江 馨

 
日本酒が美味しい季節になりました。ビール、焼酎、ウイスキーとなんでも飲むが、年と共に日本酒の味がわかってきたように感じる。先月、山口県の刑務所に施設面接に行った際、ホテルで飲んだ地酒はおいしかった。日本酒イコール東日本、の思い込みはどうやら私の間違いだった。焼酎の国、九州や沖縄の日本酒も案外おいしいのでは…と一人で盛り上がり、47都道府県すべてに日本酒の酒蔵があるかどうか調べてみた。結果、唯一鹿児島県だけに酒蔵が無いことが分かった。

 鹿児島は、酒といえば焼酎であり、日本酒を造っている醸造メーカーは存在しない。鹿児島には桜島など火山があり、火山灰のため米作りが難しく、気候も温暖かつ湿気が多く、日本酒製造には適さない土地とのこと。故に酒造りの原料としてサツマイモがこの風土に適しており、芋焼酎の製造が伝わり、日本中の焼酎の40%が生産される焼酎大国なのである。酒好きのおかげで身についた自慢できる知識である。

 先日、亡き父母の七回忌が故郷北海道で行われ、久々に会う兄弟や親せきと昼間から冷酒で盛り上がり、やっぱり地元で飲む故郷の酒は美味しい!と、ご機嫌の時に何気なく見た携帯電話に【着信あり】、どうやら保護観察官からである。いやーな予感で電話してみると、「先生!対象者のA君ですが、仕事を無断で休んでいてアパートにも帰って来ていないようです!」一気に酔いが醒めてしまった。

2012年7月27日金曜日


              午後のカフェテラス

                       調布・狛江地区会長  土屋 邦子 

 「時計は午後2時3分をまわりました」というパーソナリティの声で「午後のカフェテラス」は始まる。FM調布のラジオ月曜日の午後20分ほどの番組で更生保護に関わるお話を今年でもう、10年続けている。社明月間の7月、生放送でパーソナリティとの対談形式だ。
 きっかけは、調布市の広報の時間で「社会を明るくする運動」を取り上げて頂き、市の職員が出演する予定だったが、「今年は趣向を変えて保護司さんからどうですか」と声がかかった。地域活動部長だった私は「保護司会」のPRになればと、お引き受けした。
 翌年から「午後のカフェテラス」というゲストを招いての番組に時間帯が変わり、7月の社明月間と12月の2回、青少年、親子の問題を夏休み前、冬休み前、という感じでお話しさせて頂く。
 時間は前半10分、リクエスト曲を1曲、後半7分で締めるということのほかは、台本も打ち合わせもない。最初は、言葉に詰まり何も話せなかったらどうしよう、等と不安を抱えてマイクの前に立ったが、近頃は話の雰囲気で時間の経過が感じられるようになり、締めの言葉を探すタイミングが分かるようになってきた。
 リクエスト曲を自分で探すのも楽しいし、何故その曲をリクエストしたかの理由も不思議と浮かんでくるようになった。
 今年は7月9日(月)に無事放送は終了した。今年のリクエスト曲はオリンピック開催年に因み、アテネオリンピックの放送テーマ曲、「ゆず」の「栄光の架け橋」を持参した。この原稿が載る頃、日本の活躍が期待出来るよう念じている。