~北京4日間
北多摩東地区 小林 悦子
8月23日から26日まで、宮川憲一団長(東保連会長)篠原勝一副団長(中央区会長・日中人材交流研修協会理事長)のもと、保護司19名、その他2名参加の研修の旅である。
中華全国青年連合会維護青少年権益部を表敬訪問。党の関係部門と連携し、青少年違法犯罪を予防するプロジェクトや、未成年の保護などの様々な活動を展開している。
海淀区叡博社会工作事務所は、司法更生社会サービスを積極的に展開。「北京市コミュニティ受刑者社会処遇状況等の研究」その他政府から委託された課題を完成。また、「脱学、失業、後見人なし」の「三失」青少年の生活のステータスを向上させた。管理下のサービスセンター「虹の家」も併せて見学した。
初日の歓迎夕食会は、人民大会堂の豪華な会場で行われた。宿泊は釣魚台国賓館。広大な敷地の中に点在する中国建築の18棟の一つで、他国の大統領が今年は2回泊まった由。
尖閣諸島絡みのトラブルも懸念されたが、中国政府筋の団体が現地手配の一切を担い、親日の大学教授をはじめ多くの方々のご配慮のもと、普通の旅行では体験し得ない素晴らしい心に残る旅となった。30年来、日中交流活動を続けてこられた篠原勝一氏の持つ広い人脈のお陰と心から感謝申し上げたい。
それにしても、10年前の北京は人民服一色で、自転車部隊が街中を埋め尽くしていた。なんという変貌ぶりか!日中国交正常化40周年の節目の年に悪化する両国の関係が修復され、親しい隣人となるのを望んでやまない。
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