2015年9月5日土曜日


坂東三十三観音巡り

 
                                   北多摩北地区(小平分区) 山本 真理子

 
平成26年9月28日、御嶽山が噴火した日に、第1回が始まり、月1回を11回かけて、平成27年7月9日で結願を迎えました。毎回先達を勤める方々の説明、参加者の日常的会話が参考になり、とても役立つことが多くありました。

 三蔵法師が天竺へ修行に行く途中で、池にはまっていた老人を助ける。老人は命を助けてもらったお礼にと「おまじないを持っていくがよい」と言葉を授けた。その言葉が般若心経の中にある。

羯諦(ぎゃーてー)羯諦(ぎゃーてー)波羅羯諦(はーらーぎゃーてー)波羅僧羯諦(はーらーそうぎゃーてー)菩提薩婆訶(ぼーじーそわかー)

この一節にはすごい力が秘められている。旅を続けていた三蔵法師の前に魔物が現れ、おまじないを唱えてみると、魔物は退散してしまった。

 先達さんは、私たちに「何かで心が波打ったら唱えてみてくださいね」と話されました。