2026年8月31日月曜日

「ホームレス支援活動」

                           町田地区保護司会 堺分区

                                一村  弘幸

 

私は、毎月第一・第三木曜日の夜に、ホームレス支援ボランティア団体『山谷夜回りの会』で活動をしています。この団体は、キリスト教カトリック教会の修道会フランシスコ会の中谷功修道士が、主宰していたボランティア団体『山里の家』を若い人たちが受け継ぎ、現在は『山谷夜回りの会』として活動しているものです。

ホームレスの皆さんへの支援は、一人56個のおにぎり、衣類・下着類、タオル・歯ブラシ・髭剃り・石鹸・生理用品などの生活用品、冬には寝袋、厚手の毛布や携帯カイロも配布しています。おにぎりはカトリック教会の信徒の皆さんの善意で、毎回250350個ほど手作りしてもらい、他の物は寄付金、現物寄付で賄っています。

活動は毎回1520人ほどで、年齢は16歳前後から70歳代、職業は高校生や大学生、教員、公務員、会社員から年金生活者まで宗教や政治に関係なくいろいろです。たまにベトナムやインドネシアなどの留学生も参加しています。ホームレスの皆さんは毎回4070人ほどです。生活に困窮している方がほとんどで、他にもいろいろな事情があるのですが、まれに“塀の中”から来られた保護観察中の方もいらっしゃいます。

 活動場所は、以前「山谷(さんや)」と呼ばれた地域で、現在の台東区日本堤・清川・南千住の一部、泪橋交差点周辺から吉野通り沿いの辺りです。私たちは日本堤一丁目にある全長300mほどのお店が少なくなった「いろは商店街」辺りで活動しています。

 活動で大切にしているのは、人としてお互いに尊敬しあう関係であることを理想としています。片方が支援する側、もう一

方が支援される側で、一方的に「してあげている」ということでもなく、誰かのためにする慈善活動とも思っていません。一人で生きていける人はどこにもいません。お互いに支えあっていくことは誰にとっても当然のことですね。保護司活動も同じだと思います。