町田地区保護司会 鶴川分区 藤牧 素子
令和2年、更生保護女性会新年会の席で、突然に先輩である池田さんから「20年以上眠っていた叔父が残した茶室を引き継いだので、ぜひ力を貸して欲しい」との依頼がありました。私がお茶を教えているのをご存じだったようです。
その頃は保護司、学校ボランティア、母の介護等で忙しくしており時間が取れるか心配でしたが、あなたのペースでじっくりと進めてください。との事でしたのでお引き受けをしました。私一人では心もとないので、同じ流派の先生と漆職人(塗師)で茶人でもある方に声を掛け、後に「白雲会」と名付けた運営委員会を立ち上げました。
折悪しくも、2月ごろからコロナウイルスが猛威を振るいすべての活動が自粛となってしまいました。ようやくリニューアルオープンにこぎつけたのが、令和4年5月のこと。五月晴れの薫風の下、茶室や庭を行きかう客人から漏れ聞こえる賛辞を聴きながら、2年間、ひたすら掃除と風通し・修理だった日々を思い感無量でした。
オープン後もコロナの影響はありましたが、茶道教室、ヨガ教室、書道教室等のお稽古が定着し、運営委員会では様々な企画が生まれ、和笛の会、茶筅供養、金継ぎ体験、香道等の茶道に関した研究会を開催してきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿