仏像と私
町田地区保護司 井上 勉
私が仏像と出会ったのは、20歳の頃です。祖父が大切にしていた椿の木を、お墓の整備の為切り倒してしまいました。祖父の気持ちを考え、その木を使って何か作ろうと思い、仏像彫刻の本を手にしてこつこつと彫り始めました。飽きることなくただこつこつと…。完成した時は、大きな満足感でした。その後、千手観音等を彫り、寺院や阿弥陀堂に寄贈してきました。
絵画は、町田市油絵青年講座で習い始めました。当時「日展」等色々な展覧会を観ていまして、東京都美術館に出品したくて100号の大作に挑み、初入選した時は大変嬉しかったことを覚えています。その後、「光陽会」に所属し、会員として今に至っています。
昭和63年 光陽会展「気・阿修羅」出品 奨励賞受賞
平成 4年 光陽会展「守・阿修羅」出品 奨励賞受賞、寿量寺・安心殿奉納
平成18年 光陽会展「凛・阿修羅」出品 鷲田賞受賞 小山田補陀山大泉寺奉納
平成21年 彫刻「十一面千手観音」制作
※他に、多数の作品があります。
気・阿修羅(昭和63年) |
凛・阿修羅(平成18年) |
十一面千手観音(平成21年) |
十一面千手観音像(平成6年) |
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