西多摩地区保護司会 あきる野分区 岡部秀敏
令和6年1月1日(月)「令和6年能登半島地震」が発生し多くの人々が被災されました。心からお見舞いを申し上げます。
平成7年1月17日には「阪神・淡路大震災」が発生し、平成23年3月11日には「東日本大震災」が発生しました。日本は、その経験をも踏まえ能登半島地震への対応が行われていると感じています。マスコミの報道を見ていると、二つの災害を含め過去にあった災害の経験をも超える対策が求められていると感じます。対策に携わっているすべての人々に敬意を感じています。
しかし、日がたつにつれ不心得な行動をする人がいるという報道に触れることがあり憤りを覚えます。自分の家族との話の中でも「そのような人の気持ちが理解できない。」という話をしています。
さて、70歳を超えた自分に今何ができるかと思うとき、日常の中で「自分が自分できることを懸命にやること、人に迷惑をかけないように生きること」だと思います。自分の人生を振り返ると「与えられた時に、与えられて事を」懸命にやることで生かされてきたのではないかとつくづく思います。
今は、保護司として対象者と向き合う時間がその時間だと思います。向き合う時間は懸命に向き合っています。しかし、懸命に向き合うとき「心の安らぎ」が必要だと思っています。災害にあわれた皆さんも「安らぎの場」が必要ではないかと思います。時間はかかると思いますが早く「安らぎの場」が持つことができ、新たな生活が始めることができるように祈るばかりです。